MADARA OFFICE

築39年の戸建て住宅の2階をリノベーションして弊社事務所としました。
オフィス空間であっても開放的で居心地の良い場所としたかったため、もともとあった天井を撤去しましたが、美しい梁や小屋裏、当時の上棟祝いの幣芯が現れました。


大きく分けて、応接部と事務スペース部があります。
応接部と事務スペース部を分けるのがラワン合板で造った大きな本棚ですが、この本棚には1人5役を兼ねさせました。応接側と事務側からの収納棚であり、光や風を通しながら空間を緩やかに区切る間仕切りであり、応接と事務を行き来するゲートであり、オフィスを象徴するシンボリックなデザインとしての装飾でもあります。


応接部は入口に下足収納を兼ねた胡桃の無垢の対面流し台、それに連続するように打合テーブルを設置しています。床はアカシア無垢フローリングでヘリンボーン貼です。
事務スペース部は壁面にホワイトアッシュの無垢の大きな作業カウンター、床は桜の無垢フローリングで応接部床とは貼分けました。


天井は木造小屋裏を現したまま、壁は白く塗装、金物や照明は黒とゴールド、陶器やメタルのトグルスイッチ、カウンターや床は様々な種類の木を多用しました。空間として様々なものが入ってきても受容できるように考えて、什器や椅子は東洋のもの西洋のもの、時代やジャンルも様々なものを混在させて多様で自由な雰囲気を作りながら、全体として調和するように意識しています。